CSV に Rating と Circle が同時にあって、2 つの列が食い違うのはなぜか
SlateX の CSV はカメラごとに 1 行で、カメラを持たないテイクも 1 行出力します。現在のヘッダーと列順は固定で、既存の順序のうしろへ追加することしかでき、既存の列を組み替えることはできません。Rating と Circle は同じ 1 つの現場のテイク評価を説明しているように見えますが、この 2 つは現場の状態を 2 系統取ったものではありません。両方ともテイク評価の数値から派生していて、しかも派生の条件が違うため、同じ 1 件のテイク記録が 2 つの列で一見食い違う結果を出すことがあります。
RatingとCircleはどちらもテイク評価の数値から派生した引き渡しのフィールドで、この 2 つを独立した 2 系統の現場の Circle 状態として扱うことはできません。
CSV の行の形はまずカメラごとに展開される
1 本のテイクにカメラが複数台あれば、CSV はカメラに応じて対応するデータ行へ展開します。このテイクにカメラがなければ、やはり 1 行は出力され、ただカメラ関連の列の欠け方は一定ではありません。あるものは空のまま、あるものはデフォルト値に落ちるので、受け取り側は列ごとに照合する必要があります。ヘッダーは固定の英語の列名を使い、列順も定数で定義されていて、App のインターフェース言語に合わせて切り替わりません。
これは『CSV の引き渡しは ALE と比べて何を多く運び、何を運ばないか』の口径と一致しています。CSV のフィールド構造はファイルそのもので照合する必要があり、別の引き渡しファイルから同じ並びの列を持つと推測することはできません。
Rating はテイク評価の数値を固定の英語テキストに変換する
Rating のマッピングは固定です。数値の 4 は Circle、3 は Keep、2 は Hold、1 は N/G、テイク評価が未指定のときは空文字列を書きます。この引き渡しのテキストは英語の定数で、インターフェース言語に合わせて変化しません。
したがって Rating は「テイク評価の数値のテキスト化された結果」であって、現場の状態をもう 1 系統読むものではありません。中国語のインターフェース、英語のインターフェース、その他のインターフェース言語は各自の表示文言を持ち得ますが、CSV のここは引き続き固定の英語の語で出力します。
Circle はテイク評価が 4 かどうかだけを検査する
Circle の規則はさらに狭いです。テイク評価の数値が 4 のときだけ TRUE を書き、その他の場合はすべて FALSE を書きます。この列に空値の分岐はないため、未指定、Keep、Hold、N/G はいずれも FALSE という明確な値になり、空欄にはなりません。
ここで表題の矛盾が生まれます。現場で 1 本を Keep に指定したとき、内部にもう 1 つの Circle 状態ビットがあって、いくつかの書き込み経路ではそれが同時に真になります。しかし CSV の Circle はその状態ビットを読まず、テイク評価が 4 かどうかだけを見るため、この 1 本は CSV では Rating=Keep、Circle=FALSE になります。
2 つの列とも、現場の状態も Circle の印も読まない
Rating も Circle も、現場の状態を示すテキストを読まず、あの内部の Circle 状態ビットも読みません。同じ 1 つのテイク評価の数値を、別々の 2 通りの派生規則に通すだけです。そのため受け取り側が Circle 列を「現場で Circle されたか」の直接の記録として解釈することはできず、2 つの列を相互に検証できる独立した出所として扱うこともできません。
出せる結論は限られたものだけです。テイク評価は引き渡しの形ごとに異なる見え方をしていて、ここで示しているのは CSV の 2 つの列のそれぞれの出所です。この 2 つの列はいずれもあの内部の状態ビットを運ばないので、Circle を現場の Circle 指定に復元することはできませんし、逆に、現場の状態が CSV に完全に従って移動すると言うこともできません。
Keep のテイクはRating=KeepとCircle=FALSEを同時に得ることがあります。これは 2 つの派生条件の違いであって、2 系統の現場の状態が互いに否定し合っているのではありません。
CSV には同時に見るべき形に関する境界がもう 2 つある
ヘッダーは定数から直接結合して作られ、フィールドのエスケープを通りません。データフィールド内の改行とタブは、改行を保持したまま引用符で包むのではなく、先にスペースへ潰されます。したがってこの出力を「RFC4180 に準拠している」と総括することはできません。ここで言っているのは現在の生成の形であって、下流の表計算ソフトや編集システムがファイルをどう解釈するかを代わりに判断するものではありません。
列名も固定の英語の定数で、App の言語に合わせて切り替わりません。『ALE の各列の値はどこから来るのか』と『ALE を受け取ったら、まずこのフィールドを照合する』が強調する受け取り側の原則は、ここでもそのまま有効です。受け取り側は自分のインポートテンプレートに沿って、実際の列名、値の形、出所を列ごとに照合する必要があります。
FAQ
Rating はインターフェース言語に合わせて変わりますか?
変わりません。CSV の中のテイク評価のテキストは固定の英語の定数で、テイク評価が未指定のときは Rating に空文字列を書きます。
Circle が空なのは Circle されていないことを意味しますか?
Circle に空値の分岐はありません。テイク評価が 4 なら TRUE、その他の場合は FALSE を書きます。
なぜ Keep が Circle=FALSE になるのですか?
Circle はテイク評価が 4 かどうかだけを検査するためです。Keep は別の段階に対応しているので FALSE が書かれ、あの内部の Circle 状態ビットが書き込み経路で真であっても変わりません。
Circle を現場の Circle 状態として扱えますか?
そのようには解釈できません。これは「テイク評価が 4 かどうか」という 1 つの条件からのみ派生します。受け取り側は Rating と自分のインポート規則を合わせて意味を照合する必要があります。
Axiom One LLC — SlateX。上の数字は 2026-09-24 時点のものです。