1 行のシーンタイトルにおける内/外は、区切り文字からどう推測されるか
SlateX が 1 行のシーンタイトルを処理するときに行うのは、区切り文字による推測であって、内/外の語彙表とこの行を照合するのではありません。まず末尾から時間帯を切り、次に行頭から内/外を切ろうとします。この過程全体がスペース、ピリオド、ハイフンの形、そして文字数のしきい値に依存しています。言語そのものは判定基準にならないため、同じ書き方の規則が中国語を受けつけることもあれば、英語を取りこぼすこともあり、その逆もありえます。
シーンタイトルの分割は区切り文字と文字数のしきい値に依っていて、内/外や時間帯のキーワードホワイトリストには依っていません。
まず時間帯を切り、そのあと内/外を推測する
時間帯を先に処理します。プログラムは最後の - より後の部分全体を優先して取ります。つまりハイフンの両側にスペースがある形です。その書き方が見つからないときだけ、最後の - を区切りとして使い、切り出した末尾の断片が長さのガードを通ることを要求します。
内/外はそのあとに処理します。プログラムはスペースとピリオドの 2 つの区切り文字を順に試し、区切り文字より前の接頭辞を取り、接頭辞が 6 文字を超えない場合だけ承認します。ここにはキーワードのホワイトリストがなく、プロジェクト内の内/外のプリセットも時間帯のプリセットも読みません。そのため、プリセット一覧はこのステップの判断基準にはなりません。
4 つの例が実際の分水嶺を示す
内景 控制室 - 日 はスペースを含むので、接頭辞 内景 が取られます。内景:控制室 - 日 は全角コロンを使い、接頭辞のあとにスペースがないため、この分岐は内/外を取りません。EXTERIOR. OFFICE - DAY にはピリオドがありますが、ピリオド前の EXTERIOR は 6 文字を超えるため承認されません。INT./EXT. 屋顶 - 夜 ではスペースの分岐が先に長すぎる接頭辞を得て、続いてピリオドの分岐が当たり、取れるのは INT だけになります。
この例の組で、直感的な分水嶺は、使えるスペースがあるかどうかです。規則全体を見るには、ピリオドの分岐と長さのしきい値も合わせて読む必要があります。2 つの長さ条件が数えているのはどちらも文字数で、単語数ではありません。そのため中日韓の文字は 1 字が 1 文字として判定に参加します。
2 つの形が別の内容をフィールドに飲み込む
連番付きの 1. INT. 控制室 - DAY は、1. を内/外の接頭辞として扱います。シーン番号はまだありそうな見た目になりますが、内/外の値はすでにずれています。スペースのない全大文字のタイトル ROOFTOP-PARTY は、末尾の PARTY を時間帯として切り出し、同時に対応する地名を短く切り詰めます。これはその場で拒否されるのではなく、切り出した値を後続の流れへそのまま渡します。
長いダッシュと全角ハイフンは、現在の 2 つの区切り分岐に実際には含まれていません。INT.,EXT. のような複合表記は「誰も拾わない」のではありません。スペースの分岐は接頭辞が長すぎて捨てられますが、ピリオドの分岐はヒットするので、取れるのは INT という先の一部にすぎません(上と同じ例)。そこに残るのは不完全な接頭辞の値であって、その場の拒否ではありません。同じ文字数のしきい値が言語によって違う入力を取りこぼすのですから、ある言語の出来が良く別の言語は悪いと総括することはできません。
誤った値は残り、その場で拒否はされない
内/外として推測された接頭辞は、プロジェクトの内/外のプリセットにそのまま追加され、編集画面のドロップダウンにも現れます。先の 1. は、もう一度選べるプリセットになりえます。区切りのないタイトルから切り出された末尾の値も、対応するプリセット一覧に入ります。
この境界が重要なのは、「値が得られた」ことは「その値が現場の意味論に合う」ことと等しくないからです。受け取り側は、読み込み後に現れた内/外と時間帯のプリセットを自分で照合する必要があり、特に、連番・複合接頭辞・標準外のハイフンを含むシーンタイトルがそうです。
誤って切り出された接頭辞はプリセット一覧へ入り続けます。誤った値は残り、その場で拒否はされません。
この規則がカバーしていないこと
『1 行のシーンタイトルはどの部分で構成されるか』はシーンタイトル全体の構成を扱う論です。ここでは範囲を狭めて、内/外と時間帯が 1 行の文字からどう切り出されるかだけを説明しています。『書き出した FDX から戻ってこないもの』が扱う再エクスポートと読み戻しについては、受け取り側が実際の往復結果を自分で照合する必要があり、分割が 1 回成功したことから往復が元のままで戻ってくると推測することはできません。
このロジックはすべてのダッシュ変種を処理するわけではなく、複合マーカーをひとまとまりとして読むこともしません。スペース・ピリオド・現在のハイフンの分岐に入らない形に当たったら、書式の出所について結論を下すのではなく、人手での確認を要する入力として扱うべきです。
FAQ
プロジェクトの内/外プリセットはシーンタイトルの分割に参加するのか?
参加しません。現在の分割ロジックにはキーワードのホワイトリストがなく、内/外のプリセットも時間帯のプリセットも読みません。
EXTERIOR. OFFICE - DAY はなぜ内/外を取れないのか?
ピリオドより前の接頭辞が 6 文字を超えていて、現在の接頭辞長のしきい値を超えるからです。このしきい値は単語数ではなく文字数で数えます。
INT./EXT. では何が得られるのか?
現在の区切りの順序ではピリオドの分岐に着地し、前半分の INT だけを取ります。それは複合表記がそのまま保持されたことを意味しません。
誤って切られた値は消されるのか?
このステップで拒否はされません。取り出された接頭辞はプリセット一覧に入りうるため、読み込み後に自分で確認する必要があります。
Axiom One LLC — SlateX。上の数字は 2026-09-24 時点のものです。